北陸の気候を考慮した家づくり

  • 北陸の気候を考慮した家づくり

    西川建築工房は、「身体に良い」「年中心地よい」「住んでお金がかからない」のコンセプトに基づいて、暖かい家づくり・リフォームを提供します。環境問題が懸念される昨今、太陽の光や熱、風といった自然の恵みを上手に利用し、床暖房や蓄熱式暖房などの過剰な暖房設備に頼らず、エアコン1台で、快適に過ごせる「パッシブデザイン」の省エネ住宅を提案しています。

    雨や雪も多い北陸地域では、湿度が高く、結露をはじめ、カビ・ダニ・シロアリなどの発生を対策する必要があります。夏場の湿度を60%程度にすることで、ダニの発生を抑えることができます。ダニはとても生命力が強い生き物です。

    近年の夏は猛烈な暑さで、エアコン稼働は必要不可欠です。またエアコンによる除湿は家の中の湿度を落とし、快適な環境にしてくれます。

    寒い冬に結露を起こすようなサッシを選んでしまうとカビの発生を促してしまい、それにより、室内の空気が汚れてしまいます。高断熱サッシを選ぶことにより、室温だけでなく、空気を汚さなくすることにも役立ちます。

    また計画された換気を行うことが重要です。その換気設備が十分な働きができるようにな気密性能も必要です。隙間相当面積c値は0.4(c㎡/㎡)は必要であると考えております。

    一方、冬場の湿度ですが、北陸は高断熱住宅の欠点というべき過乾燥になりにくい地方です。ダクト式の換気設備から供給された空気の湿度が丁度よい湿気を含んでおり、湿度が50%になります。洗濯物の水分も加わり、適切な湿度環境になります。