足元の断熱

Q1住宅
  • 足元の断熱

    足もとの断熱をどうするか、と考えると、大きく2つの方法があります。

    床断熱にするか基礎断熱にするかの2択となります。まず床断熱の特徴をご紹介します。
    床断熱は、基礎断熱に比べて、断熱する気積が小さくなり、温める面積が少なくなります。
    その為、基礎断熱より、暖房エネルギーが少なくなることで、基礎断熱より低燃費になります。また、シロアリのリスクも減ります。

    ですが、床で気密をとるのは、基礎断熱より細かい施工が必要になり、気密がとり難いです。ですが、それは施工者側の問題で、きちんと施工できないわけではないので、当社では、何の問題もおこりません。石川県では、水道管が凍るような寒さの日は、年間を通して1、2日しかなく、凍結を防止することも東北や北海道のように必要ありません。できるだけ暖かく低燃費でと考えるならば、床断熱のほうがよいかもしれません。

  • 断熱の標準仕様

    基礎断熱は基礎の外側で断熱をおこなう方法と、基礎の内側で断熱をおこなう方法にさらに分かれます。
    外側と内側の両方で断熱を行うこともできます。ここでの問題はやはりシロアリの食害です。

    基礎に防蟻処理された押出ポリスチレンフォームを施工するのですが、完ぺきな防蟻ではないと考えています。
    この場合のシロアリ対策はベイト工法などがあります。
    リビングなどの居室を床断熱にしたとしても、玄関や、風呂は施工上の問題から基礎断熱でおこないます。。

    10年ほど前に鎌田先生が発案した、床下エアコンで暖房を行う場合は、基礎断熱にする必要があります。
    西川建築工房では、お施主様の要望に合せて床断熱か基礎断熱を、選択しております。