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低燃費で将来も受け継がれる家づくり
家を建てることは、ほとんどの人にとって、一生の中で一番大きな買い物です。
たくさんのお金を費やして建てるマイホーム。家づくりに夢が膨らむことでしょう。
さて、ここで質問です。
あなたは、家のどの部分にかけるお金を優先しますか。
①おしゃれで高級なキッチンやお風呂、変わった建具などの内装
②スタイルを重視した奇抜な空間や形状
③広さや部屋の数
予算が限られている場合、①~③を優先すれば、必然的に見えない部分である安い断熱材やサッシ、建材を使うことになるでしょう。
その結果、以下のように、暮らし始めて困ることが出てくるのではないかと考えます。
●寒い冬、室内を暖めるため、電気やガスや灯油をたくさん使い、光熱費がたくさんかかる。家のローンもあるのに
⇒節約のために、リビングだけ暖房をつけ、家族みんながそこに集まって過ごし、せっかく作った2階の子ども部屋に行きたがらない。部屋によって温度差があるので、ヒートショックの起こる可能性が大きくなる。
●奇抜な家をつくると飽きてしまい、リフォームする際にもお金がかかることが多い。
●将来、子どもが巣立ってしまったあと、夫婦には広すぎる家となる。掃除が大変になり使わない部屋もたくさん出てくる。
だから、西川建築工房では、①~③のような部分にお金をかけることはオススメしません。
わたしたちが、お金をかけてほしいのは、見えない家の性能部分(=断熱材、窓の開口部、換気設備)なのです。大事なマイホームは、むだがなく、将来困ることがなく、家族が元気で幸せに過ごせるものでなければなりません。